住みながら不動産売却する方法とは？メリットや注意点もご紹介

不動産売却は、空き家状態にせず、住みながら進めることもできます。
住みながら売る場合のメリットを知っておくと、資金計画や売却活動について、どのように進めるかを考える参考にもなるでしょう。
今回はメリットのほか、住みながら売却する進め方や注意点を解説します。
大阪府池田市や兵庫県西宮市周辺で、不動産の売却を検討されている方のお役に立てば幸いです。

不動産売却を住みながらおこなう方法とは？

まずは、住みながら売却するための方法からご紹介します。

①資金計画を立てる

住みながら不動産売却をおこなう場合も、売却活動をはじめる前のステップとして、「資金計画」が重要なポイントになります。
とくに住み替えの場合には、売却だけでなく、不動産の購入もおこなうため自己資金の用意も必要です。
住みながら売却する方法では、まず「売却」を優先し、その後に新居の「購入」をおこなうのが一般的です。
この方法を「売り先行」といいます。
一方、購入を先におこない、後から売却する方法は「買い先行」といいます。
住みながら進める方法では、売却が先になるため、まとまった資金を得ることができます。
売却代金を旧居のローン返済や、新居の購入資金に充てることも可能です。
そのため、住みながらおこなう不動産売却は、住み替えの資金計画もしやすい方法といえるでしょう。

②売却活動の進め方

住みながら手放す場合の売却活動でも、通常の不動産売却のときと同様に広告などをおこないますが、「内覧」時の対応が異なります。
通常の不動産売却における内覧では、売主がすでに引っ越して、部屋には何もない状態で内覧の対応をおこないます。
しかし、住みながら不動産売却をする際は、住んでいる状態まま内覧に対応するのが基本です。
内覧日は、可能な限り見学者の希望を優先することが、機会損失の防止につながります。
週末など、急な見学希望が入ることもありますが、慌てないように日頃からきれいにしておき、いつでも対応しやすいようスケジュールを意識しておきましょう。
また、住みながら不動産売却する方法では、内覧で、見学者にどのような印象を与えるかが大きなカギとなります。
好印象を与え、見学者の購入意欲を上げるための具体的な方法は、次のような点がポイントです。

• 生活感が出すぎないよう片付けを入念におこなっておく
• 売主だからこその知っている魅力を伝える
• 時間調整が可能な場合は「日当たり」の良い日中におこなう

住みながら不動産売却をおこなう方法では、売主の方と見学者が直接会えることもポイントです。
「この売主さんなら、安心して買えそう」と、好印象を抱いてもらう機会にもなり得るでしょう。

③柔軟な対応ができる不動産会社に相談する

住みながら不動産売却する場合には、通常と異なる点もあります。
また、住み替えの場合は売却と購入をタイミング良くおこなうことも大切です。
そこでスムーズに売却するための方法として、柔軟な対応ができる不動産会社に、早めに相談しましょう。
さらに「どれくらいで売れそうか」は、地域に密着した不動産会社の査定が有効です。
弊社では大阪府池田市、兵庫県川西市、大阪府豊中市、兵庫県宝塚市、大阪府箕面市、兵庫県西宮市、兵庫県伊丹市での売却実績が豊富なため、エリア特性を踏まえた売却活動や査定額のご提案が可能です。
また、弊社なら売却を急ぐ場合や、購入したい新居が早く見つかった場合には買取という方法も選択いただけます。

不動産売却を住みながらおこなうときの3つのメリットとは？

一般的に、不動産売却では、空き家状態にして売り出すほうが売れやすいといわれます。
一方で、住みながら売却活動をおこなうことで得られるメリットも複数あります。
住みながら不動産売却をするときのメリットも知っておくことで、自分にあった売却方法が検討しやすくなるでしょう。

メリット①住み替えでも資金計画を立てやすい

住みながら不動産売却するケースでは、売却を先におこなうため、売却代金をまとまった資金として活用できることがメリットです。
住み替えでは、売却とともに不動産購入をおこなうための費用も必要です。
不動産の売買は大きな取引となるため、自己資金に余裕がない場合もあるでしょう。
そのようなケースでも、売却代金を得ることで自己資金を増やせ、無理のない資金計画が立てやすいことは、住みながら不動産売却する大きなメリットといえるでしょう。

メリット②費用が二重にかかることを回避できる

住みながら不動産売却する場合は、ローン返済の費用が二重にかからないこともメリットのひとつです。
たとえば、売却したい不動産に、住宅ローンの残債があったケースで考えてみましょう。
新居の購入を先にした場合、旧居が売却できていないと、2つの家にかかる住宅ローンを二重に支払う期間が生じてしまいます。
住みながら不動産売却をする場合のメリットは、このようなダブルローンを回避できることです。
売却を先にすることで旧居の残債を完済し、新居を購入できます。
また、ダブルローンの期間を短くするために、焦って売るといった気持ちの負担がないことも、住みながら不動産売却するメリットといえるでしょう。

メリット③内覧で魅力を伝えやすい

不動産は、それぞれさまざまな魅力があります。
住んでいるからこそ実感している魅力もあるでしょう。
内覧時に、売主の方が知る良さを購入メリットとして、直接伝えられることも、住みながら不動産売却する利点です。
実際に体感してきた魅力として、説得力のあるアピールになるでしょう。

不動産売却を住みながらおこなうときの注意点を解説

不動産売却は、住みながらおこなう場合にも、さまざまなメリットがあることがわかりました。
最後に、住みながら不動産売却をするときに気を付けておきたい注意点も解説します。

注意点①内覧の機会を逃さず活かす

住みながら不動産売却をするときに、大切なステップが「内覧」です。
売却活動をおこなっていると、内覧希望が入ります。
注意点として、機会を逃すことのないよう、事前にすっきりとした住空間にしておきましょう。
きれいに片付いてゆとりのある住空間は、見学者の購入意欲を高めてくれます。
また、内覧を希望する見学者は、売却する不動産に興味を持っている方です。
そのため、可能な限り希望日にあわせることも、機会を逃さないための注意点となります。

注意点②当日は快適な印象になるようお迎えの準備をする

内覧当日は、スリッパを用意するなど、お客さまとしてお迎えの準備をしましょう。
注意点として、においがこもった空間に招くことのないように、換気もおこないます。
不快なにおいではなくても、その家独特のにおいがすることは珍しくありません。
内覧の前の換気や消臭剤の使用は効果的です。
また、小さなお子さまがいる場合は、万が一、内覧中に泣いてしまうと集中して見学してもらいにくいことも考えられます。
可能であれば親せきや知人に預かってもらったり、夫婦のどちらかが子守をしたり、事前に予定をたてておきましょう。

注意点③不動産会社との連携

住み替えの場合、家を売却したあとには、新居の購入も控えています。
注意点として、新居購入までスムーズに進める工夫が必要です。
そこで、売却と購入は別々の不動産会社に依頼するよりも、1社に依頼するほうが連携しやすいため、おすすめです。
売却と購入の両方の進捗具合を1社で把握し、仮住まいなどが必要ないようにタイミングよくスケジュールを調整しやすいことなどが利点です。

まとめ

この記事では、住みながら不動産売却する方法を解説しました。
住みながら不動産を売却する際は、売却に関する相談はもちろん、住み替えの計画の相談にも柔軟に応じてくれる不動産会社へ依頼することが重要です。
北摂不動産.comでは大阪府池田市、兵庫県川西市、大阪府豊中市、兵庫県宝塚市、大阪府箕面市、兵庫県西宮市、兵庫県伊丹市で買取にも対応しております。
不動産売却をお考えの方は、弊社までお気軽にお問い合わせください。