不動産売却時の訪問査定とは?メリット・デメリットや事前準備について解説

2022-10-11

不動産売却時の訪問査定とは?メリット・デメリットや事前準備について解説

不動産査定には「机上査定」と「訪問査定」の2種類があります。
不動産売却をおこなうにあたって、どちらを選べば良いのか迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
不動産売却が決まっていて現実的な価格が知りたい場合は「訪問査定」をおすすめしますが、依頼する前に具体的な内容について理解を深めておきましょう。
そこで今回は、訪問査定とはなにか、メリット・デメリットや事前準備について解説します。
大阪府池田市などの「北摂地区」や、兵庫県川西市などの「阪神地区」で、不動産売却をご検討中の方は、ぜひご参考にしてください。

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不動産売却時の訪問査定とは?机上査定との違いはなに?

不動産売却時の訪問査定とは?机上査定との違いはなに?

不動産売却時には、不動産会社に査定を依頼し、提示された査定価格をもとに売り出し価格を決めます。
冒頭でもお伝えしたように、不動産売却時の査定には「机上査定」と「訪問査定」の2種類があり、価格の算出方法が異なります。
まずはそれぞれの特徴を確認していきましょう。

机上査定とは?

机上査定とは、築年数や立地、大きさ、間取りといった基本的な不動産の情報にくわえ、周辺の取引実績や市場の動向などを参考に、おおよその価格を算出する査定方法です。
資料などで把握できる情報のみで価格を算出し、実際に物件を見に来ることはありません。

訪問査定とは?

訪問査定とは、不動産会社の担当者が実際に現地に訪れて、物件の情報や周辺環境などの調査をおこなったうえで価格を算出する査定方法です。
訪問査定では、机上査定で用いるデータだけではわからないこともチェックします。
たとえば、以下のような箇所が挙げられます。
訪問査定でチェックするポイント

  • 土地の形状や大きさ
  • 接道の長さ、前面道路の幅員
  • 周辺の建物、環境
  • ライフラインの状況
  • 物件の状態(日当たりや見た目のきれいさなど)

上記のようなポイントをチェックすることで、データでは把握しきれないプラス要因とマイナス要因の両方が見えてきます。
訪問査定は、実際の状況を加味したうえで現実的な価格を算出するため、「実査定」とも呼ばれています。
このように、机上査定と訪問査定は、査定価格を算出する際に用いるポイントに違いがあるのです。

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不動産売却時に訪問査定を依頼するメリット・デメリット

不動産売却時に訪問査定を依頼するメリット・デメリット

続いて、不動産売却をおこなうにあたって、訪問査定を依頼するメリット・デメリットについて確認しておきましょう。

メリット

査定の精度が高い
机上査定では、データを参考におおよその価格が算出されます。
したがって、実際に売却できる価格は、査定価格から大幅にマイナスになる可能性があります。
訪問査定では物件の個別事情も加味されるため、机上査定よりも査定の精度が高いといえます。
つまり、訪問査定のほうがより正確な査定価格を知ることができるのです。
物件の長所と短所がわかる
前章でもお伝えしましたが、訪問査定は、物件のプラス要因もマイナス要因もチェックしたうえで価格を算出します。
訪問査定を受けることで、売主自身が気づいていなかった長所と短所を発見できるかもしれません。
不動産会社の担当者の対応を確認できる
訪問査定では、不動産会社の担当者が実際に訪れるため、直接話をすることができます。
質問に対して的確な回答をしてくれるか、相談しやすいかなど、担当者の対応を確認できる良い機会です。
不安なことや確認したいことなどを相談してみましょう。

デメリット

査定結果がわかるまでに時間がかかる
机上査定の場合、早ければ当日、遅くても3日以内に結果がわかります。
一方、訪問査定は結果がわかるまでに1週間程度かかるのが一般的です。
したがって、査定価格を早く知りたいという方にとっては、デメリットだと感じるでしょう。
立ち会いが必要
机上査定はインターネットを利用して手軽に査定を依頼できますが、訪問査定はスケジュールを調整して立ち会う必要があります。
訪問査定を受ける当日は家にいなければならないため、面倒だと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
書類を揃えておく必要がある
訪問査定では、より正確な査定価格を算出するために、不動産に関する情報を提供することが大切です。
そのためには、不動産の詳細がわかる書類を揃えて提示する必要があるため、机上査定よりも手間がかかります。
役所で取得しなければならない書類もありますが、売買契約や引渡しの際に必要になるものが多いため、早めに揃えておくとスムーズに不動産売却を進められるでしょう。

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不動産売却時に訪問査定を依頼する際の事前準備

不動産売却時に訪問査定を依頼する際の事前準備

不動産売却における訪問査定では、物件を外から見るだけでなく、家のなかに入って内装や設備などもチェックします。
スムーズに査定がおこなえるように、また物件の魅力をより伝えるために、次のような事前準備をおこないましょう。

書類を準備する

前章でもお伝えしましたが、訪問査定時には不動産の詳細がわかる書類を揃えておく必要があります。
より正確な査定価格を知るために、以下のような書類を準備しておきましょう。
訪問査定時に揃えておく書類

  • 身分証明書
  • 登記済権利証または登記識別情報
  • 登記簿謄本(登記事項証明書)
  • 建物の図面
  • 境界確認書・確定測量図
  • 建築確認済証と検査済証
  • 購入時の売買契約書・重要事項説明書
  • 設備の仕様書
  • 固定資産税納税通知書および固定資産評価証明書
  • 管理費や修繕積立金などがわかる資料(マンションの場合)
  • 管理規約・長期修繕計画表(マンションの場合)

あれば提示したほうが良い書類
さらに、不動産の価値を高めるような書類があると、評価に対して有利に働く場合があるため、以下のようなものがある場合は訪問査定の際に提示することをおすすめします。

  • 住宅性能評価書
  • 地盤調査報告書
  • 耐震診断報告書
  • アスベスト使用調査報告書
  • リフォーム履歴がわかるもの

不動産会社によって必要書類が異なる可能性がありますが、不動産に関する書類が多ければ多いほど正確な査定価格を算出しやすいといえます。
多くの書類を揃えるのは手間がかかりますが、不動産会社の担当者に確認しながらしっかりと準備しましょう。

入念に掃除をする

家が片付いていなかったり、掃除がされていなかったりすると、査定に影響する可能性があります。
家をきれいにしておくことは、早期売却にもつながります。
入念に掃除をして、きれいな状態で訪問査定を受けましょう。

不具合がないか確認しておく

不動産に不具合があれば、査定価格に影響します。
しかし、それを隠して不動産売却をおこなうと、あとで契約不適合責任を問われ、大きなトラブルになる恐れがあります。
外壁のひび割れがないか、設備に問題はないかなど、不動産に欠陥や不具合がないか確認し、気になることがあれば訪問査定時に伝えるようにしましょう。

アピールポイントをまとめておく

買主にとってメリットになり得る情報は、訪問査定時に伝えることで査定価格がアップする可能性があります。
訪問査定では現地に訪れて細かい部分までチェックしますが、実際の住み心地や周辺環境について、売主だからこそわかる魅力があるでしょう。
そのようなアピールポイントをしっかりとまとめて、積極的に伝えると良いですよ。

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まとめ

不動産売却時の訪問査定とは、机上査定で用いるデータにくわえ、実際に現地に訪れて確認した情報も加味して査定価格を算出することです。
結果がわかるまでに1週間ほどかかりますが、机上査定より正確な査定価格を知ることができます。
不動産に関する相談もその場でできるためおすすめですよ。
北摂不動産.comでは大阪府池田市、兵庫県川西市、大阪府豊中市、兵庫県宝塚市、大阪府箕面市、兵庫県西宮市、兵庫県伊丹市で不動産売却をサポートしております。
訪問査定や売却のご相談を無料にて承っておりますので、不動産売却をご検討の際は、ぜひ弊社までお気軽にお問い合わせください。

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