二世帯住宅は売却しにくい?売れにくい理由やニーズを知って売却しよう

2022-11-29

二世帯住宅は売却しにくい?売れにくい理由やニーズを知って売却しよう

二世帯住宅は、親と子の世帯が一つの建物でともに暮らせる魅力を備えた住まいです。
一方で、売却においては「売れにくい」と言われることもあります。
今回は二世帯住宅のタイプ別の特徴をはじめ、売却しにくいとされる理由や注意点を解説します。
大阪府池田市などの「北摂地区」や、兵庫県川西市などの「阪神地区」で、二世帯住宅の不動産売却をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

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売却時のアピールが変わる!タイプ別二世帯住宅の特徴を解説

売却時のアピールが変わる!タイプ別二世帯住宅の特徴を解説

二世帯住宅というと、どのような建物をイメージされるでしょうか?
実は二世帯住宅には3つのタイプがあり、それぞれにことなる特徴をもち、適した暮らし方も異なってきます。
まずは、売却を考えるうえでも知っておきたい二世帯住宅のタイプについて解説します。

二世帯が独立した住空間をもつ「完全分離型」

完全分離型のタイプは親と子の世帯がそれぞれ分離して、独立した住空間を持ちます。
たとえば、玄関もそれぞれの世帯ごとに設けて上下階で分離させたり、建物内を壁で仕切って左右に分かれて暮らしたりできるタイプです。
建築基準法においては、このようなタイプは長屋や共同住宅という扱いになります。
住空間が分離しており、生活動線も別になるためプライバシーが守られやすいのも特徴です。
また玄関だけでなく、水道・ガス・電気というライフラインもそれぞれの世帯ごとに設けます。
つまり、ライフラインを別で契約し、使用料金をそれぞれで支払うこともできます。
完全分離型のタイプであれば、親子の二世帯で住むほかに、長屋や共同住宅のように別家族の二世帯がそれぞれ暮らすパターンも視野に入れて売却活動ができそうです。

一部を一緒に使う「一部共用型」

一部共用型のタイプの二世帯住宅は、親と子世帯がそれぞれの専用空間も持ちながら、住居の一部分は一緒に使うようになっています。
共用する部分としては、玄関やリビングのほか、キッチンや浴室、トイレといった水回りの場合もあります。
たとえば、玄関と浴室は1つにして共用しながら、そのほかはそれぞれの専用を設けるといった考え方もできます。
完全に分離せず共有空間も持つことにより、各世帯に生じる光熱費を抑えられる可能性も利点です。
各世帯が行き来ができるため、完全なプライバシー確保は難しいかもしれません。
ほどよい距離感や専用空間を保ちながら、それぞれの世帯が適度につながり、関係が希薄にならず暮らすことができるタイプといえそうです。

二世帯がすべて共有する「完全同居型」

完全同居型は、基本的にすべて二世帯が一緒に使うといったタイプになります。
共用しないのは主寝室や子ども部屋など、各人の居室だけで、この部分についてはプライバシーを守りやすいでしょう。
それ以外にキッチンやダイニング、リビング、浴室なども共用します。
空間や住設備を共有し、親世帯と子世帯が協力し合って暮らすことができるタイプの住まいです。
小さな子どもの世話を親世帯が助けたり、高齢の親の手伝いを子世帯がするといった暮らし方を希望される方などに売却のアピールができそうです。

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売却しにくいと言われる理由と二世帯住宅のニーズを解説

売却しにくいと言われる理由と二世帯住宅のニーズを解説

二世帯住宅は売却がしにくいと言われることがあります。
どのような点が敬遠され、売却時に影響しているのでしょうか。
ここでは、二世帯住宅をスムーズに売却するための予備知識として押さえておきたい「売却しにくいと言われる理由」について見ていきましょう。

理由1:売り出し価格が割高な場合があるため

二世帯住宅を建築するとき、通常よりも、工事費などが高くなる傾向にあります。
その分、売却時も、安く売り出すことが難しいケースも見られます。
割高に感じられる可能性は、二世帯住宅の購入を敬遠される理由のひとつです。

理由2:ライフスタイルがマッチしない場合がある

二世帯住宅には3つの種類のタイプがあり、それぞれに魅力や特徴を備えていますが、いずれも親子世帯での暮らしを想定している場合がほとんどです。
また、居住する方がこだわってプランニングしているケースも少なくありません。
そのため、二世帯住宅に興味を持っている購入検討者が現れたときに、住まいのこだわりの部分が買い手のライフスタイルに合わないという場合も見られます。

理由3:心理的瑕疵の可能性を懸念される

二世帯住宅を売り出すと、家族が亡くなったなど、何かしらの事情や不幸があったのではないかと推察されてしまうことがあります。
心理的瑕疵を理由に、購入を控えられるといったケースです。
しかし、二世帯住宅が売却される理由としては家族が亡くなったという以外にも、住宅ローンの滞納や離婚がきっかけになっている場合も少なくありません。
実際には、売り出された理由をあまり気にすることなく、二世帯住宅の良さを評価して購入を検討する方も多いので、売却をあきらめる必要はないでしょう。

二世帯住宅のニーズも把握しておこう!

売却しにくいと言われる一方で、二世帯住宅のニーズは高まっているとも言われています。
その理由は、中古市場において二世帯住宅は魅力的だからです。
二世帯住宅は、前述でも触れたように、新築時に割高になりやすい傾向にあります。
そのため、建築や新築購入をためらわれ、中古住宅を希望される方も珍しくありません。
二世帯住宅のバリアフリー仕様や、部屋数の多さなどは、良いアピールポイントになるでしょう。
通常の売却よりターゲットとなる買い手が少なくても、需要があり、タイミングによってはスムーズに売れる可能性があることも覚えておきましょう。

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売却時に気を付けよう!二世帯住宅を売るときの注意点とは?

売却時に気を付けよう!二世帯住宅を売るときの注意点とは?

二世帯住宅には、通常の住宅とは異なる売却しにくい理由がある一方で、魅力やニーズもあります。
よりスムーズに二世帯住宅を売却するには、どのようなことが注意点となるのでしょうか。
ここでは、二世帯住宅を売却する前に気を付けたい3つの注意点を解説します。

注意点1:売却前に変更登記をおこなう

工事費が高くなりがちな二世帯住宅は、親子が資金を出し合ったり、共同で住宅を借り入れたりするケースもあります。
ほかにも、親が所有する土地に、子どもが建物を建てるという場合もあるでしょう。
このような場合の注意点が、変更登記です。
たとえば、所有者である親が亡くなった場合、売却するは親の所有分について変更の登記が必要になることが注意点です。

注意点2:生活感を残さない

内覧時に、生活感を残さないように、清掃などを徹底することも大切な注意点です。
内覧の印象が良ければ、購入検討者の印象も上がり、結果的に売却につながりやすくなります。
見た目に分かるところの掃除だけでなく、生活臭を残さないことも注意点といえます。
また、二世帯住宅は小さい子どもと高齢者が、一緒に住んでいる場合も多いです。
小さな子どもによる落書きなども気を付けたいポイントといえるでしょう。

注意点3:二世帯住宅以外の活用を検討する

売却の可能性を高めるには、活用法を模索することも大切です。
活用法を考えるときは、二世帯住宅の種類もポイントになります。
たとえば、完全分離型なら一般的な二世帯住宅ではなく、賃貸住宅として売り出すのも手です。
また、完全同居型や一部供用型なら、もともと部屋数の多い二世帯住宅であることを活かして、シェアハウスとしてアピールするのも良いでしょう。

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まとめ

二世帯住宅も視点やターゲットを変えたり、タイプ別に訴求を工夫することで、スムーズに売れる可能性が高まります。
大阪府池田市、兵庫県川西市、大阪府豊中市、兵庫県宝塚市、大阪府箕面市、兵庫県西宮市、兵庫県伊丹市で、二世帯住宅やこだわりの家の売却をお考えなら、ぜひ北摂不動産.comの査定をご利用ください。

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