中古マンション売却時の値下げの目安や値下げなしで売却するコツを解説

2023-09-19

中古マンション売却時の値下げの目安や値下げなしで売却するコツを解説

中古マンションを売り出してもなかなか買主が見つからない場合、価格を見直す必要があるかもしれません。
しかし何度も価格を変更すると物件に対する印象が悪くなるため、値下げをする場合は慎重に判断することが大切です。
そこで今回は、中古マンション売却時の値下げをする金額の目安やタイミング、値下げをしないで売却するコツについて解説します。
大阪府池田市、豊中市、箕面市や兵庫県川西市、宝塚市、西宮市、伊丹市エリアで中古マンションの売却をご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

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中古マンション売却時に値下げをする金額の目安

中古マンション売却時に値下げをする金額の目安

中古マンションの購入を検討している方は、立地条件や間取り、築年数など希望条件に合った物件を何軒かピックアップして比較します。
くわえて、中古マンションの販売価格も購入を決める重要なポイントです。
通常、中古マンションを売却する際には、3か月~半年程度かかるといわれていますが、好条件で価格の安い物件は早く買主が見つかります。
一方、3か月を過ぎても売れない物件は、販売価格を見直す必要があるかもしれません。
とはいえ、どれくらい価格を下げれば良いのか、金額の目安や設定の仕方を知ったうえで値下げをしないと、逆効果になってしまいます。
そこで、値下げをする場合は、以下のようなポイントを押さえて判断することが大切です。

値下げ金額の相場を知る

値下げは、大幅にすれば良いというわけではありません。
もし大幅に値下げをし、市場相場と比べて安すぎる価格を設定した場合、購入検討者は「なにか訳ありなのだろうか」と不信感を抱く可能性があります。
反対に、少しだけ値下げをし、それでも売れなかったらまた下げようといったやり方もおすすめできません。
なぜなら、値下げを繰り返すと「売れない物件」というイメージがついてしまい、印象が悪くなるためです。
中古マンションの売却では値下げの相場があり、販売価格の5%~10%ほどが値下げ金額の目安になります。
たとえば3,300万円で売り出している中古マンションであれば、165万円~300万円ほどの値下げを検討すると良いでしょう。

金額の最後を「端数」にする

購入検討者の心理をつくこともポイントの1つです。
中古マンションの売却に限らず、商品を売るときは金額を端数にすると、購入する側がお得に感じ、商品が売れやすくなるといわれています。
これを「端数効果」といいます。
たとえば3,300万円で売り出している中古マンションを10%値下げする場合、3,000万円ではなく2,980万円にすると、購入意欲が湧きやすくなるのです。

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中古マンション売却で値下げをするタイミング

中古マンション売却で値下げをするタイミング

中古マンションの売却で値下げを検討するのであれば、効果的なタイミングを見極めたいですよね。
そこで次に、中古マンションがなかなか売れないときに値下げをするタイミングについて解説します。
値下げをする場合は、以下のようなタイミングでおこなうと売却できる可能性が高まります。

需要が高まっているとき

不動産売買には繁忙期があります。
その時期は中古マンションを探す方が増えるため、通常よりも売却しやすくなります。
需要が増える時期は高値で売却できる可能性が高まりますが、競合物件も増えるのが一般的です。
先述のとおり、中古マンションの購入検討者は、何軒か候補物件をピックアップして比較します。
このときに値下げをすると、競合物件のなかでも目を引き、興味を持ってもらえるかもしれません。
つまり、あえて需要が高まっているタイミングで値下げをすると、お得な物件であることをアピールできるのです。

一般的な売却期間を過ぎたとき

売却活動の期間は、3か月を目安にするのが一般的です。
したがって、この時期までに問い合わせや内見がどれくらいあったのかを把握し、購入検討者からの反応が少ないようであれば、値下げをするタイミングだといえます。
ただし、「3か月」というのはあくまで目安です。
住み替えなどで売却の期限が決まっていて、早期に売却を完了させたい場合は、少し早めに値下げをするなど、ご自身のスケジュールに合わせてタイミングを見極めましょう。

交渉を持ちかけられたとき

不動産売買では、買主から値下げを求められることが珍しくありません。
買主が値下げを求めるということは、物件に興味を持ち、前向きに検討している可能性が高いです。
したがって、このタイミングで値下げをすると、良い印象を与え気持ち良く取引が進むかもしれません。
ただし、求められるまま値下げをすると、さらに買いたたかれる可能性があります。
したがって、買主に説明できるように値下げの根拠を考えておくことをおすすめします。
また中古マンションを売り出す際には、値下げを見越した価格を設定することも大切です。

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中古マンションを値下げをしないで売却するコツ

中古マンションを値下げをしないで売却するコツ

中古マンション売却時に値下げをする場合の金額の決め方や、値下げのタイミングについて解説しましたが、できればそのままの価格で売却したいところですよね。
そこで最後に、中古マンション売却時に値下げをしなくてもスムーズに売却するコツについて解説します。
中古マンションを好条件で売却するコツとして、以下のようなポイントを押さえておきましょう。

売却しやすい時期まで待って売り出す

不動産売買の繁忙期は、進学や転勤などで人の移動が活発になる2月~3月です。
この時期は引っ越しのために中古マンションを探す方が増え、取引件数も大幅にアップします。
もし売却のスケジュールに余裕があるのなら、繁忙期の直前まで待って売り出すのもコツの1つです。
売却活動の期間を3か月とすると、前年の12月ごろには売り出す準備を始めるようにしましょう。

築年数が25年以内に売り出す

中古マンションは、築年数が25年以内の物件が売れやすい傾向にあります。
それ以上経過している物件は、値下げを求められることも多くなるため、なるべく築年数が25年以内に売り出すことで、高値売却の可能性が高まります。

広告を見直す

中古マンションの早期売却・高値売却を目指すためには、より多くの方に興味を持ってもらい、内見数を増やすことが大切です。
インターネットや不動産情報誌などには、中古マンションの情報が多数掲載されています。
そのなかで、まず目を引かなければ、購入を検討してもらえません。
数ある不動産情報のなかでも「このマンションを見学してみたい」と思ってもらえるような広告作りが、売却成功への第一歩です。
最近は広告に写真を掲載する物件が増えているため、室内を魅力的に見せる写真を撮って掲載してみましょう。
室内が広く見えるような角度を考えて写真を撮り、室内だけでなく水回りやエントランス、外観、近隣にある施設などの写真も掲載すると、より生活のイメージが沸きやすくなります。
小物や照明、観葉植物などでモデルルームのように演出する「ホームステージング」を利用した写真もおすすめです。

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まとめ

中古マンションを売却する際、売り出してから3か月ほど経過しても買主が見つからない場合は、値下げを検討するのも良いかもしれません。
ただし、値下げをすればかならず売れるというわけではないため、一緒に値下げの相場やタイミングを考えながら、早期売却、高値売却を目指しましょう。
「北摂不動産.com」は、大阪府池田市、豊中市、箕面市や兵庫県川西市、宝塚市、西宮市、伊丹市エリアで不動産売却をサポートしております。
お客様のご要望に沿った販売方法をご提案しますので、中古マンションの売却をご検討の際は、ぜひ弊社までお気軽にお問い合わせください。

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