「駅遠」でも高く売れる!中古マンションを売却するコツについて解説

2023-11-14

「駅遠」でも高く売れる!中古マンションを売却するコツについて解説

中古マンションの買主は、駅から近いエリアを希望する方が多いことから、「駅遠」と呼ばれる物件は売却しにくいといえます。
しかしポイントを押さえて工夫することで、「駅遠」でも高く売却できる可能性があるため、ぜひ実践して好条件での売却を目指しましょう。
そこで今回は、「駅遠」と呼ばれるエリアの中古マンションが売却しにくい理由と、「駅遠」にあっても高く売却できる物件の特徴、好条件での売却を目指すためのポイントについて解説します。
大阪府池田市、豊中市、箕面市や兵庫県川西市、宝塚市、西宮市、伊丹市エリアで中古マンションの売却をご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

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「駅遠」の中古マンションが売却しにくい理由

「駅遠」の中古マンションが売却しにくい理由

そもそも「駅遠」とはどういうことなのか、言葉に馴染みがない方もいらっしゃるでしょう。
そこでまずは、「駅遠」とはどのようなエリアを指すのか、「駅遠」の定義について解説します。

「駅遠」の定義

不動産情報誌などには、物件の情報として「最寄り駅から徒歩〇分」といった記載があります。
最寄り駅から歩いて何分かかるかは、公正取引委員会が定める「不動産の表示に関する公正競争規約(表示規約)」に基づいて表記することと定められています。
表示規約によると、「徒歩1分=80m」とされており、これに基づいて計算した所要時間が表記されているのです。
「駅遠」とされるエリアについて、駅から何分以上といった定義があるわけではありません。
しかし一般的には、駅から徒歩15分以上かかるエリアを「駅遠」と呼ぶことが多いようです。
また駅から徒歩5分程度のエリアは、「駅近」と呼ばれています。

「駅遠」の物件が売却しにくい理由

中古マンションは、駅から近いほど需要が高く、資産価値も上がります。
なぜなら、駅から近い立地は交通アクセスが良く、また駅周辺には商業施設や公共施設が集まることから、生活の利便性も高いためです。
反対に「駅遠」は、毎日の通勤・通学に電車を利用する方にとっては、駅から自宅までの往復に負担を感じるようです。
また買い物や役所に用事があるときも、「駅近」のほうが便利だといえます。
これらのことから、「駅近」の物件は人気があり、物件の状態も良ければ高値での売却が望めます。
一方「駅遠」の物件は需要が低いため、同じような築年数や間取りであっても、「駅近」の物件と同等の価格で売却することは難しいのです。

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「駅遠」でも高値で売却できる中古マンションの特徴

「駅遠」でも高値で売却できる中古マンションの特徴

「駅遠」にある中古マンションは、売却しにくいことが多いですが、なかには高値で売却できるケースもあります。
そこで次に、「駅遠」でも高値売却が望める中古マンションの特徴について解説します。
たとえば、下記のような特徴がある中古マンションは、好条件で売却できる可能性が高いです。

マンションの近くにバス停がある

「駅遠」の物件が売却しにくい理由の1つに、交通アクセスに不便さを感じることが挙げられます。
しかし中古マンションのすぐ近くにバス停がある場合は、駅まで、あるいは駅以外の場所までもスムーズに移動できます。
したがって、バス停が近いことをアピールポイントにすれば、好条件で売却できるかもしれません。

子育てしやすい環境が整っている

子育て世帯のなかには、駅周辺よりも、郊外の静かな環境で生活したいと考える方も少なくありません。
「駅遠」であっても、学校や病院、公園などが近くにあると、住みやすいと感じる可能性があります。
つまり中古マンションの周辺が、子育て世帯が魅力を感じるような環境であれば、需要は十分あるといえます。

生活の利便性が高い

毎日の生活に欠かせないスーパーマーケットやドラッグストア、コンビニエンスストアなどが近くにあるかどうかも、買主が中古マンションを購入するうえで大切なポイントです。
駅から離れていても、そのような施設が集まっている地域で生活の利便性が高いエリアであれば、高値で売却できる可能性があります。
さらに再開発された、あるいは近い将来再開発の予定があるエリアも人気です。
たとえば大型のショッピングモールが近いエリアは、資産価値が下がりにくく、需要も高いため、「駅遠」といえども売却しやすい傾向にあります。

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「駅遠」の中古マンションを好条件で売却するポイント

「駅遠」の中古マンションを好条件で売却するポイント

「駅遠」の中古マンションでも、前章で解説したような特徴があれば売却しやすいですが、そういったアピールポイントがないケースもあります。
そこで最後に、「駅遠」の中古マンションを少しでも好条件で売却するためのポイントについて解説します。

ホームインスペクションを実施する

中古マンションを購入する買主のなかには、「どこかに不具合はないだろうか」と心配される方が少なくありません。
とくに築年数が古い物件は、売却後に瑕疵(欠陥や不具合)が発覚する恐れがあり、トラブルになることも考えられます。
そこで、売主と買主の双方が安心して取引するために、「ホームインスペクション」を実施することをおすすめします。
ホームインスペクションとは、住宅の専門家が欠陥や不具合を調査する、いわば住宅診断です。
不具合が見つかれば、修繕のアドバイスもしてくれるため、修繕後に売却することも可能です。
ホームインスペクション実施済み物件として売り出すと、競合物件との差別化を図ることができ、売却後にトラブルになるリスクも軽減できます。

タイミングを見極める

中古マンションの場合、同じタイミングでほかの部屋が売り出しているというケースも珍しくありません。
同じマンションであるため、築年数や間取り、周辺環境といった情報も同じ物件が同時に売り出されていることになります。
そうなると、同じマンションのなかで価格競争が起きてしまいます。
したがって、同じマンションで売り出している部屋がある場合は、タイミングをずらして販売し直すようにしましょう。
また不動産売買には繁忙期があります。
4月の新年度に向けて、2月~3月は転勤などで物件を探す方が増える時期です。
そのタイミングに合わせて売り出すと、より多くの方に物件の情報を知ってもらうことができ、売却に繋がりやすくなります。

販売価格を高めに設定する

中古マンションの販売価格は、不動産会社に査定を依頼し、その査定価格に基づいて売主が決定します。
不動産会社は、市場相場や物件の状態、周辺環境、類似物件の取引実績など、さまざまなことを加味して査定価格を提示するため、そのまま販売価格として売り出しても問題ありません。
しかし、少しでも高く売却するために、販売価格を希望価格の1割程度高めに設定するのもポイントの1つといえます。
なぜなら、中古マンションの売却時には、買主から値下げ交渉を求められるのが一般的だからです。
そこで、値下げを見越して価格を高めに設定すれば、希望価格までを最低ラインとして値下げ交渉に応じることができます。
ただし高すぎると買主が見つかりにくくなるため、そのときの状況を確認しながら価格を設定することが大切です。

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まとめ

「駅遠」とは、一般的に駅から徒歩15分以上かかるエリアを指し、そのエリアにある中古マンションは売却しにくいといわれています。
しかし「駅遠」であっても工夫することで売却できる可能性が高まるため、しっかりと販売戦略を立て、一緒に早期売却、高値売却を目指しましょう。
「北摂不動産.com」は、大阪府池田市、豊中市、箕面市や兵庫県川西市、宝塚市、西宮市、伊丹市エリアで不動産の売却をサポートしております。
お客様のご要望に沿った販売方法をご提案しますので、中古マンションの売却をご検討の際は、ぜひ弊社までお気軽にお問い合わせください。

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