離婚による不動産の名義変更は?費用を抑えるコツも解説

2025-12-16

離婚による不動産の名義変更は?費用を抑えるコツも解説

離婚するにあたり、マイホームの不動産名義を変更する予定の方はいらっしゃるのではないでしょうか。
実際、名義変更には税金や各種書類の手数料、司法書士への報酬などさまざまな費用が発生するため、事前に全体像を知っておくことが大切です。
この記事では、不動産の名義変更にかかる費用の内訳や、費用を抑えるためのポイントを解説いたします。
離婚後の不動産名義変更でお悩みの方は、ぜひこの記事をご参考になさってくださいね。

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離婚による不動産の名義変更で発生する3つの税金

離婚による不動産の名義変更で発生する3つの税金

離婚に伴う不動産の名義変更では、様々な費用が発生します。
まずは、名義変更で発生する税金について解説していきます。

登録免許税の計算と軽減措置

登録免許税とは、不動産の名義変更手続き(所有権移転登記)をおこなう際に、法務局へ納める国税のことです。
この税金は、名義変更の理由によって税率が異なりますが、離婚による財産分与を原因とする所有権移転登記の税率は2%です。
計算式は「固定資産税評価額 × 2%」で、ご自身でも比較的簡単に税額を算出できるでしょう。
この計算の基になる固定資産税評価額は、毎年春頃に届く固定資産税の納税通知書で確認できます。
手元にない場合は、不動産がある市区町村の役場で、「固定資産評価証明書」を取得して確かめる方法もあります。
また、離婚の財産分与を原因とする名義変更では、登録免許税の軽減措置は原則として適用されません。
そのため、不動産の売買や相続で名義変更する場合と比べて、税率が高くなることを覚えておきましょう。

譲渡所得税の課税と控除

譲渡所得税は、不動産を売却して得た利益に課される税金ですが、離婚時の財産分与では原則かかりません。
ただし、不動産の価値が購入時より上がっている場合、その差額が「値上がり益」として課税対象になります。
たとえば、1,500万円で購入した不動産が2,500万円に値上がっていれば、差額1,000万円に課税される可能性があります。
一方、自宅であれば「居住用財産の3,000万円特別控除」が使える場合があり、多くは税負担がかからなくなるでしょう。
ただし、この特例を受けるには離婚成立後に所有権を移すなど、要件を満たす必要がある点に注意しましょう。

贈与税と財産分与の関係

贈与税は、無償で財産を受け取ったときに課されますが、離婚の財産分与は共有財産の清算とされるため、原則かかりません。
そのため、受け取った側も、基本的に贈与税を心配する必要はありません。
ただし、分与額が婚姻中の状況から見ても多すぎる場合は、超過分が贈与と判断され課税対象になることがあります。
また、離婚が贈与税逃れの偽装と見なされれば、財産全体が課税される恐れもあります。
さらに、不動産が慰謝料として譲渡される場合は原則非課税ですが、額が不自然に高額であれば贈与と扱われる点に注意が必要です。

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離婚による不動産の名義変更でかかる発行手数料費用などの節約術

離婚による不動産の名義変更でかかる発行手数料費用などの節約術

前章では、名義変更にかかる税金について述べましたが、その他にも様々な費用が発生します。
ここでは、名義変更に必要な書類の発行手数料について解説いたします。

主要書類と手数料の一覧

不動産の名義変更では、渡す側は「登記識別情報通知書(権利証)」や印鑑証明書、固定資産評価証明書などを準備します。
印鑑証明書は、発行から3か月以内の有効期限があり、役所で取得可能です。
もらう側は新しい名義人の「住民票」を用意し、あわせて名義変更の理由を証明する「登記原因証明情報」も必要です。
離婚による財産分与である場合は、「財産分与協議書」がこの証明書にあたります。
手数料は住民票や印鑑証明書が1通300円程度、固定資産評価証明書は300~400円ほどです。
また、登記内容を確認する「登記事項証明書」は、法務局で1通600円かかります。

オンライン請求で時短・節約

書類を効率よく集めるには、事前の計画とオンラインサービスの活用が有効です。
まず法務局で「登記事項証明書」を取得し、所有者情報や抵当権の有無を確認しましょう。
印鑑証明書のように有効期限があるものは登記直前に、住民票など期限がないものは早めに準備します。
また、役所で取得するものは、一度の訪問でまとめて済ませると効率的です。
登記事項証明書をオンライン請求すれば、窓口より100円以上安く、郵送なら500円、指定法務局受け取りは480円で済みます。
さらに、マイナンバーカードがあれば住民票をコンビニ交付でき、手数料も安く夜間や休日にも取得することができます。

二重払いを防ぐための対策

名義変更の申請では、不備による再申請を避けることが重要です。
法務局への登記申請は、記載内容のわずかな誤りも認められず、修正や「取下げ」を求められてしまいます。
申請を取り下げて再申請となると、多くの時間が無駄になるうえ、手数料が二重にかかってしまうかもしれません。
こうした危険性を防ぐには、申請前にご自身で念入りに確認することが不可欠です。
申請前に書類の有無を確認し、氏名・住所・不動産情報が一致しているか丁寧に見比べましょう。
最後に、押印すべき箇所に漏れはないか、登録免許税額分の収入印紙は正しく貼られているか、といった点も忘れずに確認することが大切です。

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離婚による不動産の名義変更で司法書士報酬の相場

離婚による不動産の名義変更で司法書士報酬の相場

ここまで、名義変更にかかる税金や手数料について解説しましたが、専門家である司法書士に依頼する場合の費用もおさえておきましょう。
最後に、司法書士報酬の相場と費用を抑える要点について解説していきます。

登記内容別の報酬相場

離婚の財産分与による不動産の名義変更を司法書士に依頼する場合、報酬は2万円から9万円程度が相場です。
住宅ローンの担保抹消登記も同時におこなう場合は、別途1万~2万円ほど加算されます。
司法書士の報酬額は依頼先によって異なり、不動産の評価額や数、手続きの難易度によっても差が出ます。
登記識別情報通知書を紛失している場合や、財産分与協議書の作成から依頼する場合は、追加の作業が発生して報酬は高くなるでしょう。
なお、地域ごとの相場は、日本司法書士会連合会が公表する報酬アンケートを参考にすると良いでしょう。

事前見積もりで費用を確認

司法書士に依頼する際は、複数の事務所から事前に見積もりを取り、内容を比較検討することが大切です。
総額だけでなく、「報酬」と「実費」の内訳を確認し、どこまでの業務が含まれているかを把握しましょう。
追加費用の有無についても事前に質問し、不明点を解消しておくと安心です。
また、その司法書士が離婚案件や不動産登記に詳しいかどうかも、重要なチェックポイントです。
丁寧で分かりやすい説明ができ、明確な料金体系を示す専門家を選ぶことが、最終的な満足度につながります。

自分で手続きするコスト比較

ご自身で申請するメリットは、司法書士に支払う数万円から10万円程度の報酬を節約できる点にあります。
ただし、書類集めや申請書の作成、法務局とのやり取りをすべて自分でおこなう必要があり、これらは大きな負担となるでしょう。
役所は平日昼間しか開いていないため、時間の確保が難しく、手続きが遅れる恐れもあります。
一方、司法書士に依頼すれば費用はかかりますが、手続きが円滑に進み安心感も得られます。
節約を優先するか、安全性を重視するかを考え、自分に合った方法を選ぶことが大切です。

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まとめ

名義変更では登録免許税が必ず発生し、不動産の値上がり益によっては譲渡所得税も課税されますが、贈与税は原則としてかかりません。
名義変更には複数の書類が必要で、それぞれに数百円の手数料がかかりますが、オンライン請求などを活用し、不備なく申請すれば費用を節約できます。
司法書士への報酬は数万円から9万円程度が相場ですが、複数の事務所から見積もりを取ることで費用を比較検討し、納得のうえで依頼することが大切です。
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